後発医薬品メーカーの武田テバファーマ(名古屋市)は6日、同社の全株式が、投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)のグループへ来年4月までに譲渡されることになったと発表した。雇用は維持され、社名は来年9月に「T’sファーマ」になる。

 武田テバの株式は、イスラエルの後発薬大手のテバファーマスーティカル・インダストリーズが51%を、武田薬品工業が49%を、それぞれ保有している。

 武田薬品は武田テバ株の売却によって約550億円を得る。今回の売却について武田薬品は「日本における医療用医薬品ビジネスの環境変化を踏まえ決定した」としている。

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