商工組合中央金庫(商工中金)仙台支店は2日、産業廃棄物の処理を手掛ける鈴木工業(仙台市)に新たな処理施設を設置する資金として5億4千万円を融資したと発表した。新施設がサステナブル(持続可能)な企業経営や社会の実現に寄与すると判断した。

企業活動が社会に与える影響を分析して金融機関が融資する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」を適用した。鈴木工業は新処理施設で廃棄物のリサイクル量を拡大し、廃熱を発電などに利用する計画を立てる。

商工中金は従業員の幸福度を測るサービス「幸せデザインサーベイ」を鈴木工業が利用する点も評価した。

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