茨城県つくば市は、市内で初めての道の駅の整備に乗り出す。4候補地で需要予測などを実施し、2カ所に絞り込んだ。25年度に有識者でつくる検討会を設け、基本構想を策定する。

商業的見地からの「立地診断」、潜在力を周辺人口から探る「商圏診断」、周辺の類似施設と比べた「類似店舗診断」、売上高の可能性に関する「簡易需要予測」、地域貢献度に関する「経済波及効果予測」の5指標で2024年度に4カ所を検討した。

その結果、隣の常総市にある「道の駅常総」や類似施設に近い2地区を除外。高評価だった市北部の筑波山そばの「池田地区」と市中心部の「上原・松野木地区」に絞った。筑波山の観光客らの取り込みも考慮した。道の駅常総は23年4月に開業し、1年目で想定を上回る200万人を集める人気スポットに育った。

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