行員30人を対象に生成AIを試験運用し、業務効率化の実効性を検証する(11月に対象者向けに実施した研修)

栃木銀行は業務効率化や生産性向上を目的に、FIXER(東京・港)の生成AI(人工知能)サービス「GaiXer(ガイザー)」の試験運用を始めた。情報収集や文書作成、企画などの行内業務で活用し、実効性を検証する。

本部28人、営業店2人の30人を対象に2025年3月まで運用する。行内規定やマニュアルを学習させ、顧客からの問い合わせに対する回答の原案を自動生成するといった使い方を想定する。

試験運用の結果を踏まえ、25年4月以降に対象者の拡大や行内業務システムとの連携を検討する。栃木県内では足利銀行も4月から対話型AI「Chat(チャット)GPT」を本格運用している。

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