個人向け気象アプリ「ウェザーニュース」では世界約1500地点の天気予報を確認できる

ウェザーニューズは11日、個人向け気象アプリ「ウェザーニュース」に世界約1500カ所の天気予報や気温、降水確率を表示する機能を追加したと発表した。同アプリでは海外旅行者向けの気象情報の提供は初となる。渡航先の気象情報を最大2週間先まで確認できるため、旅行や出張の際の洋服や持ち物の準備に役立つとみる。

新機能「世界天気」は無料で利用できる。2週間先までの天気予報のほか、1時間ごとの天気予報は3日先まで表示する。併せて、これまで国内向けに提供していた雨雲レーダーを全世界まで広げる。各国のレーダーからの情報や人工知能(AI)による分析などを活用し、48時間先まで1時間ごとの雨雲を5キロメートル四方で予測する。

目的地周辺の空港と日本の空港の天気を確認したり、渡航先と国内の最高気温と最低気温を比較したりする機能も備える。渡航当日だけでなく現地の気候に応じた滞在時の適切な持ち物選びまでサポートする。

12月中旬には世界天気の対象地点をさらに200〜300カ所増やす。ウェザーニューズは「国内外問わずライフスタイルの一部としてアプリを利用していただきたい」としている。

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