アメリカ労働省が11日に発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.7%の上昇となりました。

上昇率は市場予想と同じ水準で、前の月を0.1ポイント上回り2か月連続で加速しました。

項目別では、前の年の同じ月と比べて▽輸送費が7.1%、▽住居費が4.7%それぞれ上昇しましたが、▼ガソリン価格が8.1%、▼中古車の価格が3.4%、下落しました。

一方、変動の大きい食品やエネルギーを除いた物価指数は前の年の同じ月と比べて3.3%の上昇でした。

上昇率は前の月と同じでした。

アメリカでは堅調な個人消費を背景にインフレの根強さも指摘されています。

FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は利下げを急がない考えを示していて、市場では今後の利下げのペースが注目されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。