韓国最大手の航空会社、大韓航空は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で航空業界が打撃を受けていた2020年に、国内2位のアシアナ航空を買収すると発表し手続きを進めてきました。

その後、寡占状態への懸念も指摘され、各国の規制当局による審査が行われてきましたが、韓国の通信社、連合ニュースなど複数のメディアによりますとアメリカの当局がこれまでに異議を唱えていないことから必要な、すべての国と地域の当局から承認を得たと判断されたということです。

そして、11日、大韓航空はアシアナ航空の60%以上の株式を保有して筆頭株主となり、買収するための手続きが完了したということです。

大韓航空は、2026年にかけて路線や事業内容を調整していくということです。

今回の買収について連合ニュースは「超大型航空会社が誕生することになる」と伝えていて、航空業界への影響に関心が集まっています。

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