「のぼりべつクマ牧場」では、毎年この時期に、牧場とふもとの温泉街を結ぶ片道1.2キロのロープウエーで「とば号」を運行しています。

「とば号」は、専用のゴンドラに20本のサケをつるし、冬の冷たい空気にさらしながら2週間ほど乾燥させて、サケトバを作ります。

今シーズンはおよそ120本のサケトバを作る予定で、クマの誕生日などに特別な餌としてふるまわれるということです。

札幌から訪れた観光客は「この時期だけだと聞いていたので、見られてラッキーでした」と話していました。

「のぼりべつクマ牧場」の高橋諭さんは、「ゴンドラを使うことで身が引き締まったサケトバができます。かたければかたいほど食べ応えがあり、クマも喜んでくれます。サケの量が少なく値段も高くなっていますが、できるだけたくさん作りたいです」と話していました。

「とば号」の運行は、来年3月下旬まで続きます。

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