ジンズは国内店舗で従業員の待遇改善を進めている

眼鏡専門店を運営するジンズホールディングスは12日、2024年8月期の連結純利益が前期比65%増の29億円になりそうだと発表した。従来予想(31億円)を2億円下回る。中国の消費低迷で売り上げが当初の想定を下回る。国内店舗の従業員の待遇改善で人件費が膨らむ。

売上高は9%増の796億円と従来計画を10億円下回る。

同日発表した23年9月〜24年2月期の連結決算は、純利益が前年同期の2倍となる15億円だった。従来予想を4億円上回った。国内や台湾、米国で販売が好調に推移した。国内で広告宣伝費など経費の伸びを抑えた。売上高は10%増の380億円だった。

年間配当は41円と従来計画を据え置いた。上期業績の上振れで、第2四半期末の配当を20円と想定から5円増額する一方、期末配当は通期業績の下振れを踏まえ、計画から5円減額する。

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