イオン傘下の総合スーパー子会社イオンリテールは13日から年末年始商戦に向けたカニの販売を始めた。カニの売上高が年間を通して最も好調な年末年始に向けて消費者の需要を喚起する。年末年始は同社の年間のカニの売上高の約7割を売り上げるという。同期間の売上高は前年比で10%増をねらう。
九州などを除く本州の「イオン」「イオンスタイル」など約350店舗でカニ商品を展開する。期間は25年1月3日まで。23年のカニ商戦に続き、希少性の高い米アラスカ産のズワイガニ「アラスカクイーンクラブ(バルダイ種)」を用意した。弾力のある食感とうまみが特徴で、顧客にも好評だという。
13日、総合スーパーのイオンスタイル品川シーサイド(東京・品川)の特設コーナーには税別で7980〜1万7800円のアラスカクイーンクラブの商品が並んだ。売り場は、カニを入念に品定めする人でにぎわっていた。
イオンリテールの松本金蔵水産商品部長は「年間最大のカニ商戦のなかで、2ケタ増は間違いない。カニの相場は上昇しているが、ごちそう感がある。最大9連休になる年末年始に、家族そろって楽しんでもらいたい」と話した。
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