オークマは13日、熊本県益城町に工作機械の営業拠点を新設したと発表した。自動化や加工工程の集約といった方法を顧客に提案する。同県では台湾積体電路製造(TSMC)の工場建設に伴い半導体関連の生産拠点の集積が進んでおり、半導体製造装置メーカー向けなどの需要を取り込む。
新拠点「オークマ九州CSセンター」は延べ床面積が約600平方メートル。16日の業務開始を予定する。
実機の展示に加えて、顧客と交流できるカフェスペースも備える。機械の操作方法や最適な加工方法に関する顧客向けの研修のほか、工具メーカーや周辺機器メーカーと連携したセミナーなども開く計画だ。同社は「気軽に立ち寄ってもらえる空間を作る」としている。
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