国内のスタートアップが12月9〜13日に発表した主な資金調達をまとめました。各社の資金調達に関する記事やこれまでの関連記事を取り上げます。
トドケール 3億円
企業向けの配達物の受け取り管理システムを手掛けるトドケール（東京・千代田）はベンチャーキャピタル（VC）のWiLなどを引受先とした第三者割当増資で3億円を調達したと発表しました。社外へ送る際の作業を効率化する新機能の開発などに充てます。
企業の配達物、発送作業を効率化 トドケール3億円調達YADOKARI 約5億円
まちづくり関連事業を手掛けるYADOKARI（ヤドカリ、横浜市）は第三者割当増資と融資で約5億円を調達したと発表しました。自然の中の暮らしに特化した「タイニーハウス（小さな家）」を販売しており、組織体制の強化に投じます。
Letara 4億8000万円
人工衛星のエンジン開発を手掛けるLetara（レタラ、札幌市）はVCのインキュベイトファンドなどを引受先とした第三者割当増資で4億8000万円を調達したと発表しました。エンジニアなどの採用を強化します。
北洋銀行、人工衛星用エンジンのレタラに2997万円出資HQ 20億円
福利厚生サービスを手掛けるHQ（東京・港）はVCのグローバル・ブレインなどを引受先とする第三者割当増資で20億円を調達したと発表しました。法人向けコーチングサービスなど今後2年間で7つの新製品を投入します。
福利厚生サービスのHQ、20億円調達 オムロンと提携Grand Central 8億9000万円
営業コンサルティングのGrand Central（グランドセントラル、東京・港）は第三者割当増資などで8億9000万円を調達したと発表しました。営業人材を中心に採用を増やし、営業活動の効率化につながる社内システムの拡充も進めます。
Grand Central、8.9億円調達 採用やシステム投資に充当FLASH 5億円
コンテンツ開発のFLASH（フラッシュ、東京・目黒）はVCのグローバル・ブレインなどを引受先として5億円を調達したと発表しました。スマートフォンに適した縦型のショートドラマとアニメの配信事業に参入します。
FLASH、縦型ショートドラマ・アニメに参入 世界展開もAwarefy 4億円
アプリ上などでメンタルヘルスケアを提供するAwarefy（アウェアファイ、東京・新宿）は第三者割当増資で4億円を調達したと発表しました。調達した資金は人工知能（AI）によるアプリの機能強化や拠点の整備に充てます。
メンタルヘルスケアAwarefy、4億円調達 アプリ改善にPAPAMO 2億円
オンラインで運動指導するPAPAMO（パパモ、東京・渋谷）はMIXIなどから2億円を調達したと発表しました。採用や組織づくりに投じます。
PAPAMO、MIXIと資本業務提携 子ども向け運動支援
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