徳島県の地域商社「徳島県産業国際化支援機構」(徳島市)が16日に始動した。外郭団体の県物産協会を母体に発足し、県庁内に事務所を構えた。本部は民間企業の出身者を含め約10人体制でスタートした。県の1次産品や加工品、観光などを国内外に売り込む。
会長には葉っぱビジネスで知られる「いろどり」(徳島県上勝町)の横石知二社長が就任した。後藤田正純知事は「常に現場主義で各地を巡り、人脈も幅広い」と横石氏を評価する。徳島を象徴する渦潮のように「関係者を巻き込みながら徳島ブランドを盛り上げてほしい」と述べた。
横石会長は「イベントを継続的な取引につなげるための仕組みなどをつくり、県産業の活性化に貢献したい」と語った。
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