ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は10営業日続落し、前日比1123・03ドル安の4万2326・87ドルで取引を終えた。ロイター通信によると、10営業日続落は1974年10月以来、約50年ぶり。米国の景気先行きへの懸念から、売り注文が膨らんだ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、2025年の利下げを慎重に進める姿勢を示した。投資家が米経済の先行きに警戒感を強め、ほぼ全面安の展開となった。米長期金利の上昇も、株式相場の重荷となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落、716・37ポイント安の1万9392・69。(共同)

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