ホンダは19日、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES」に出展すると発表した。新たな電気自動車(EV)の試作車2種を公開し、独自の自動車OS(基本ソフト)の詳細も明らかにする。主力の北米市場向けにアピールする。
26年から順次投入する独自のEVブランド「0(ゼロ)シリーズ」の試作車を公開する。日本時間の1月8日午前3時30分から記者発表会を予定する。同社はセダン型「サルーン」とミニバン型「スペース ハブ」のEV2車種を24年1月にCESで披露していた。
開発を進めるOSの詳細も明らかにする。ゼロの販売目標台数は未定。26年の北米市場での販売を皮切りに、日本やアジアでも売り出す計画がある。
25年のCESには自動車メーカーの出展が相次ぐ。トヨタ自動車は20年以来5年ぶりに参加し、実験都市「ウーブン・シティ」の取り組みを紹介する。ソニーグループとホンダの共同出資会社、ソニー・ホンダモビリティやスズキも出展する。
【関連記事】EV競争へ日本連合 ホンダ・日産、来週にも統合協議入り
ホンダ、HV販売30年に2倍 新エンジン「トヨタに匹敵」
スズキ、CESに初出展 企業理念や新興との協業紹介
トヨタ、CESに5年ぶり参加へ ウーブン・シティを紹介
ソニー・ホンダのEV、CES出展 25年先行受注へ情報公開
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。