香港航空の定期便第1便で到着した乗客ら(18日、仙台空港)

香港航空の定期便が仙台空港に就航した。174席のエアバス「A320」が仙台空港と香港国際空港を月、水、土の各曜日に1往復ずつする。仙台と香港を結ぶ定期便は格安航空会社(LCC)のグレーターベイ航空に続き2社目。旺盛な訪日需要に加え、日本から香港へのビジネスや観光などの利用も見込む。

香港航空のジェフ・ソン社長は18日の記念式典で「東北地方の人も香港のディズニーランドや夜景を満喫してほしい。自治体などと連携して観光プロモーションを展開したい」と話した。

仙台国際空港(宮城県名取市)の前田基社長は「インバウンド(訪日外国人)は滞在期間が長い傾向があり、東北一帯の経済的な波及効果は大きい」と述べた。

香港からの第1便が到着した18日は仙台空港で宮城県のご当地キャラクターらが出迎えた。搭乗率は8割の約140席だった。友人と観光で来たという20代女性は「牛タンやすしなど東北の食を楽しみにしている。新幹線に乗って秋田県や山形県などを訪ねたい」と話していた。

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