ヒロセ電機はドライブレコーダーなどに使う接続部品であるコネクターの新製品を発売したと発表した。従来の製品よりも幅を4割小さくした。コネクターが小さくなることで最終製品の小型化などにつなげられる。
製品名はFPCコネクター「FH79」シリーズ。価格は従来の同じ用途の製品よりも高くなるが上げ幅は最小限に抑えるという。子会社である東北ヒロセ電機(岩手県宮古市)の工場で月当たり約30万個の生産を見込む。
耐用温度はセ氏125度と従来よりも40度上げた。ドライブレコーダーや車のディスプレーなど、先進運転支援システム(ADAS)の導入に伴い自動車で搭載が増える電子機器向けの活用を想定する。
完成車メーカーと直接取引する「ティア1」などのメーカー向けに売り込む。気温が高いと車内の電子機器も高温になりやすい。耐用温度を高めて車載向けでの普及を狙う。
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