浜松ホトニクスは20日、浜松市のアクトシティ浜松で定時株主総会を開いた。創業メンバーの一人で同社中興の祖とされる故・昼馬輝夫元社長の長男、昼馬明会長(68)が退任し、特別顧問となった。昼馬氏は2009〜22年に社長を務め、その後は会長として公務を継続するほかスタートアップの発掘や投資に軸足を移していた。
定時株主総会は午前10時に始まり、所要時間111分で終了した。12人が計14問の質問を投げかけ、経営陣が回答した。株価や株主対策を巡る質問のほか、陽電子放射断層撮影装置(PET)や自動運転車両用の高性能センサー「LiDAR(ライダー)」の開発、人工知能(AI)の活用といった技術動向に関する質問も出たという。
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