この取り組みは、福井工業大学で生成AIのビジネスへの応用を研究をしている学生と、県内の文具店がことしから共同で行っているものです。
22日は坂井市春江町の文具店に学生たちが製作した診断システムの機器が設置されました。
カメラで顔認証を行い、客の性別や年代を読み取ったあと「学校」や「商談」など、文房具を使いたい場面を選ぶと、生成AIが店内のおよそ80種類ある文房具の中からおすすめの商品を紹介してくれます。
この診断システムを来月中旬まで店内で使ってもらい、集まった顧客のデータを分析して販売促進の効果などを検証することにしています。
利用した男性は「学生が考えたシステムと聞いて驚きました。文房具はたくさんあって選ぶのが難しいので、診断してくれるのはありがたいです」と話していました。
診断システムを開発した福井工業大学工学部4年の村西晃徳さん(21)は、「生成AIが文房具を買うための手助けになってほしい。お客さんの新しい発見につながったらうれしいです」と話していました。
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