たこ焼き店「築地銀だこ」などを展開するホットランドは冷凍たこ焼きなどを製造する桐生工場(群馬県桐生市)に冷凍倉庫を新設する。投資額は約2億円。すでに着工しており2025年5月の稼働を目指す。米国をはじめ海外での成長への布石とする。
同工場では冷凍たこ焼きを月間約200万個製造。国内のコンビニエンスストアのほか、米国にも輸出する。冷凍倉庫は敷地内に面積約220平方メートルで整備する。冷凍たこ焼き約25万パック分(1パック6個入り)と工場内での保管能力が大幅に高まる。現状は製品の大半を外部の倉庫で保管している。
23年12月期からの中期経営計画では海外売上高を22年12月期の55億円から最終の27年12月期に100億円に増やす目標を掲げる。米国の日本食レストランやスーパー向けに冷凍たこ焼きなどの卸売りを強化する方針だ。
米大リーグのドジャー・スタジアム(ロサンゼルス)内に3月に開業した店舗は1日に2000パックが売れる日もあるなど好調だという。今後は米国内で「立地やニーズなどに合わせて積極的に店舗も展開する予定」(同社)という。
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