香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが小林製薬株を買い増し、保有比率を10.1%に高めたことが25日、分かった。オアシスが同日、関東財務局に変更報告書を提出した。保有比率は7月に5.2%、11月に7.54%と段階的に高まっている。

小林製薬の紅麹(こうじ)原料を含むサプリメントによる健康被害問題に関連して、オアシスは調査体制の見直しなどのため臨時株主総会の開催を要求している。

オアシスは小林製薬に対して臨時株主総会のほかにも、小林一雅前会長らを対象に損害の賠償を求めて提訴するよう請求している。創業家出身の前会長ら7人が対象で100億円超の支払いを要求している。

【関連記事】

  • ・小林製薬、香港ファンドから臨時株主総会の開催要求
  • ・小林製薬、香港ファンドが提訴を請求 前会長らに100億円

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。