大阪メトロは運賃の割引制度の対象を精神障害者にも広げる

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は精神障害者を対象とした割引制度を2025年1月末頃に全線で導入すると発表した。1~3級の精神障害者保健福祉手帳を持つ人とその介護者が同乗する際、運賃を5割引きとする。従来は身体障害者と知的障害者のみに適用していた割引対象を広げる。

同時期に予定する中央線のコスモスクエア―夢洲(ゆめしま)間の延伸開業にあわせて導入する。大阪シティバス、いまざとライナーの全路線も対象とする。関西の大手鉄道会社では阪急電鉄と阪神電気鉄道が大阪メトロと同じ時期に、JR西日本が25年4月から導入する。南海電気鉄道と近畿日本鉄道では既に同様の制度を取り入れている。

  • 【関連記事】JRや私鉄、精神障害者の運賃5割引き 同乗の介護者も
関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。