マクニカホールディングスは7日、10月1日に1株を3株に分割すると発表した。新NISA(少額投資非課税制度)制度の導入を追い風に、投資しやすくすることで個人投資家を増やす。株主優待制度を廃止して配当を充実する。期末配当を120円(前年同期は75円)と従来予想より10円積み増す。

株を購入するのに必要な最低投資金額は7日の終値(6670円)から算出すると66万7000円で、株式の分割後には22万円程度に下がる。

マクニカHDは「株主の平等性確保、公平な利益還元」のために株主優待制度を3月末基準の贈呈を最後に廃止する。同社はカタログギフトや商品券を配布してきた。一方で配当を増やし、総還元性向で30〜50%をめざすとした。

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