ダンプトラックなどの部品不足の解消が追い風となる

新明和工業は7日、2025年3月期の連結純利益が前期比3%増の75億円になる見通しだと発表した。ダンプトラックなどで部品不足の解消が進んで生産量が回復する。製品の値上げも収益改善につながる。年間配当は3円増の50円とする。

売上高は11%増の2850億円と2期連続で過去最高を更新する見通しだ。新型コロナウイルス禍からの経済活動の再開が本格化し、東南アジアなどで空港のターミナルビルと旅客機をつなぐ搭乗橋の需要が拡大する。

24年3月期の連結決算は売上高が前の期比14%増の2570億円、純利益は微減の72億円だった。

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