新潟県の外郭団体で産業支援を担うにいがた産業創造機構（NICO、新潟市）は、自社の生産性向上へデジタル技術を活用した製品やサービスを開発する県内中小企業を支援する。開発した製品やサービスを県内に広めることを狙う。支援を通じ、県内中小のデジタルトランスフォーメーション（DX）を促進する。
NICOが2024年度から始めた「デジタル導入モデル創出助成金事業」は県内中小がIT（情報技術）企業などと連携し、生産性や付加価値の向上のためにデジタルを使った製品やサービスの開発に助成金を出す。開発した製品やサービスは県内同業他社などに広めることを前提にする。併せて、デジタル化推進の製品・サービスを導入して成果や効果の公開に協力する企業にも同様に助成する。
開発する企業には500万円を上限に助成する。導入企業は250万円を上限とする。6月13日まで募集する。
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