ファーストリテイリングの柳井会長兼社長の保有比率は17%強に低下した

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が9日までに同社の株式を市場内で売却していたことが分かった。保有比率は18.20%から約1%低下して17.19%になった。9日に関東財務局に提出した変更報告書で明らかになった。

報告書によると、4月12日から30日にかけて市場内で計188万3700株を売却した。8日の終値(4万1160円)で換算すると770億円超になる。今回の株売却に伴って、柳井氏の親族など共同保有者をあわせた保有比率は42.30%から41.28%になった。ファストリ株の4月30日の終値は4万1550円で、3月末から約12%下落した。

柳井氏は2024年2月にもファストリ株を売却し、売却の前後で保有比率が約1%低下していた。

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