ソフトバンクグループの国内通信会社、ソフトバンクが9日開いた2024年3月期の決算説明会で、宮川潤一社長は子会社のLINEヤフーとの資本関係について「我々の事業戦略という観点で何が良いのかを真剣に議論し、資本の見直しも進めたい」と述べた。総務省は情報漏洩が相次いだLINEヤフーを行政指導した際、ソフトバンクに資本関係の見直しを口頭要請していた。
LINEヤフーに64.4%を出資する中間持ち株会社のAホールディングス(HD)は、ソフトバンクと韓国ネット大手ネイバーが折半出資する。AHDの取締役7人のうち4人をソフトバンクが送り込んでおり、会社法上の親会社はソフトバンクで、ネイバーは大株主となる。
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