いなげやが10日発表した2024年3月期の連結決算は最終損益が17億円の黒字(前の期は21億円の赤字)だった。食品の値上げで客単価が上昇し、運送費や人件費の増加を補った。
同社は11月30日付でイオン傘下のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)の完全子会社となる。今回が通期としては最後の決算発表となる。
売上高にあたる営業収益は前の期比5%増の2614億円、営業利益は54%増の29億円だった。曜日ごとに決まった商品の値引きのほか、総菜やプライベートブランド(PB)商品を充実させ既存店売上高は5%増えた。
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