オイシックス・ラ・大地は13日、東京・表参道のレストランやカフェで規格外の野菜を使ったメニューを期間限定で提供すると発表した。サステナビリティー(持続可能性)の企画を手掛けるBLOOM(ブルーム、東京・港)と連携する。食品廃棄などサステナブルな問題に関心の高い若年層やインバウンド(訪日外国人)客の需要を狙う。
同企画は4回目。複合ビル「表参道GYRE(ジャイル)」(東京・渋谷)内のレストランやカフェ3店で実施する。オイシックスが仕入れた規格外の野菜や果物をフレンチのシェフがランチプレートなどに仕立てた。1日15食限定の「ふぞろい野菜のランチプレート」(1600円)などが味わえる。 規格外で未活用のキウイを加工したチップスや野菜、果物など6種類を活用した。期間は14日から6月9日まで。
オイシックスはこれまでもブロッコリーの茎を加工したチップスや規格外の桃を使ったスムージーなどの商品を販売し、フードロス問題に対応してきた。今後、他社との協業を増やしていく。
グリーン戦略室の三輪千晴ブランドマネジャーは「生まれ変わった野菜のおいしさを楽しんでもらい、若年層を含む多くの人にサステナブルな取り組みを知ってもらいたい」と話す。
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