あおぞら銀行は13日、大和証券グループ本社から出資を受け入れ、資本業務提携すると発表した。第三者割当増資で大和証券グループ本社が約519億円を出資する。あおぞら銀は、米金利の上昇で拡大した有価証券の含み損の処理や収益性が低迷する米商業用不動産向け融資で多額の引当金を計上し、2024年3月期は15年ぶりの赤字となった。

大和証券の出資比率は議決権ベースで15.58%となり、あおぞら銀を持分法適用関連会社にする。

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