スポットワークに特化した求人サイトを立ち上げる

リクルートは13日、単発で短時間働く「スポットワーク」に特化した求人サイトを2024年秋に立ち上げると発表した。サービス業を中心に、様々な業界の求人を順次公開する。すきま時間を有効に使いたい求職者と働き手が必要な企業を結び、深刻な人手不足に対応する。

求人サイト「タウンワークスキマ」を立ち上げる。企業は求人配信サービス「インディード・プラス」対応のシステムが必要だ。システム上に求人情報を投稿すると、人工知能(AI)がタウンワークスキマやタウンワークなど複数の求人サイトから最適な掲載先を選ぶ。求人情報の投稿は無料で、クリック数に応じて課金される。

求職者はタウンワークスキマのホームページやアプリからスポットワークを探せる。アルバイトが自分のシフトを管理するアプリ「シフトボード」にも、スポットワークの求人が表示されるようにする。

リクルートはこれまでもシフト管理サービス「Airシフト」で単発バイトを募集したり、短時間から近所で副業を探せるアプリ「エリクラ」を展開したりしている。個人の働き方が多様化しているほか、短い時間でも働き手を必要とする企業が増えていることからスポットワークに特化したサイトを立ち上げることを決めた。

スポットワークを巡っては、フリマアプリ大手のメルカリが3月に仲介事業を始めるなど、IT(情報技術)や人材大手の参入が相次いでいる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。