主力商品の値上げで既存店売上高が伸びた

日本KFCホールディングスが13日発表した2024年3月期の連結決算は純利益が前の期比74%増の43億円だった。「ケンタッキーフライドチキン」で23年3月と10月に主力商品を値上げしたことに加え、季節商品の販売が好調で既存店売上高が伸びた。期末店舗数は35店増え、デリバリー対応店を拡大したことも寄与した。

売上高は11%増の1106億円、営業利益は62%増の58億円だった。チェーン全体の既存店売上高は8%増だった。1店舗あたりの平均月商は1227万円で前の期を80万円超上回った。

25年3月期の連結業績予想は米KFCを傘下に持つヤム・ブランズ社と結ぶフランチャイズチェーン契約について、24年12月以降の契約更新内容を交渉中として非開示とした。

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