NECは14日、再生可能エネルギーのみを利用したデータセンター(DC)を神奈川県と兵庫県で稼働したと発表した。投資額はそれぞれ200億円。電気が化石燃料由来でないことを証明する「非化石証書」や太陽光による自家発電を活用し、事業活動における二酸化炭素(CO2)の排出量削減に取り組みたい顧客の需要に応える。
NEC神奈川データセンターとNEC神戸データセンター(神戸市)にそれぞれ1棟ずつ新設した。
NECが再生エネだけで稼働するデータセンターをつくるのは初めて。将来的には発電量と消費量を30分単位で一致させることで、再エネで作った電力を遠隔地から需要地に直接送電したとみなす「生グリーン電力」の活用も検討する。
【関連記事】
- ・東急不動産、北海道石狩市とデータセンターに再エネ供給
- ・GPI、京セラ系データセンターに再エネ 洋上風力由来
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。