バルブ製造のオーケーエムが15日発表した2024年3月期連結決算は純利益が前の期比33%減の5億1100万円だった。発電所関連の需要などで売上高は3%増の94億円と過去最高だったが、原材料価格やエネルギーコストの上昇が負担になった。前の期に特別利益に計上した中国子会社の清算益がなくなったことも、減益幅の拡大につながった。
25年3月期は純利益が前期比10%増の5億6000万円、売上高は7%増の101億円を見込む。熱延鋼板ライン関連で比較的大きな納入計画があるうえ、数年前から顧客に要請していた値上げの浸透が見込めるという。
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