メルセデス・ベンツ日本法人は16日、右ハンドル車の電動パワーステアリングのプログラムに不具合があるとして、「A180」や「B180」など34車種約11万台(2018年10月~24年4月輸入)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

 国交省によると、右ハンドル車のパワーステアリングのパワー制御プログラムで、故障が発生した場合のプログラムが不適切だという。最悪の場合、故障の場所によっては、パワーステアリングの振動により、操舵(そうだ)できなくなる可能性がある。

 ベンツの右ハンドル車をめぐっては今年3月、海外で約52万台のリコールが届け出られている。(角詠之)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。