【ソウル共同】韓国政府の人権侵害調査機関「真実・和解のための過去事整理委員会」は16日、1970~80年代ごろに訪韓した在日韓国人が「北朝鮮のスパイ」とされた複数の事件で、新たに4人に対し、令状のない不法拘束や拷問による虚偽自白の強要があったとする調査結果を発表した。委員会が在日韓国人の同種事件で拷問などを認定するのは14年ぶり。  4人はいずれも故人で、大阪府などの出身の崔昌一さん、呂錫祚さん、高賛昊さん、姜鎬振さん。ビジネスや親戚訪問などで日本から韓国を訪れた際にスパイ活動をしたとして、それぞれ別の事件で約2~7年間、拘束や収監された。委員会は政府に謝罪や再審開始を勧告した。


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