【光州共同】韓国南西部・光州で1980年、民主化を求めた市民らに軍が発砲するなどして160人以上が殺害された光州事件が18日、発生から44年を迎えた。特別法に基づく光州事件の調査委員会は先月、軍人による性暴力が少なくとも16件あったとの報告書を公表した。  調査委は、市民のデモ鎮圧に当たった軍が80年5月18日に「女性の服を脱がせ」と指示したことを確認。デモへの参加を防ぐ狙いだったとみられ、強制わいせつや性的暴行につながったと指摘した。市内の路地や連行された山で被害に遭ったという。  一方、精神障害になったり自殺したりした被害者らの調査は、家族の同意を得られず断念。


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