イラン国営放送などによると、イラン北西部の東アゼルバイジャン州付近で19日、ライシ大統領を乗せたヘリコプターにトラブルがあり、不時着したようだという。ライシ師の容体は不明。天候や地形上の問題などのため、救助活動には時間がかかる模様だという。
イランの内相はトラブルの原因について「悪天候のため」と説明。政府系タスニム通信などによると、ヘリにはアブドラヒアン外相も乗っていたとの情報もある。ライシ師はこの日、隣国アゼルバイジャンと共同で建設したダムの落成式に出るため、同国との国境地帯を訪れていた。（テヘラン＝佐藤達弥）
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