ロシア軍の攻勢に伴いウクライナ東部ハリコフ州ボウチャンスクから避難する人たち=20日(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ東部ハリコフ州のシネグボフ知事は21日、州都ハリコフで同日、ロシア軍の攻撃があり、民間人計7人が負傷したと明らかにした。無人機やミサイルが使われた。ロシア軍は今月10日、同州北部の国境を越えて部隊を投入し、攻勢を強めている。同知事によると、国境周辺から1万人以上が避難した。  ドイツのベーアボック外相が21日、予告なくウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問。「ロシア軍によるハリコフ攻撃で状況はエスカレートしている」と述べ、防空支援を強化すると強調した。  一方でロシア国防省は20日、ウクライナ東部ルガンスク州の集落を新たに制圧したと発表した。


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