南太平洋のフランス領、ニューカレドニアの中心都市、ヌメアやその周辺では、5月13日以降、フランスからの独立を目指す先住民の一部などによる暴動が続いていて、これまでに治安部隊の2人を含む6人が死亡しました。

この影響で国際空港も閉鎖され、日本人を含む観光客が足止めされていて、フランス政府は現地に非常事態宣言を出し、軍や治安部隊を派遣して事態の鎮静化を図っています。

混乱が続く中、フランス政府は21日、マクロン大統領がニューカレドニアを訪問すると発表しました。

21日夜にも現地に向けて出発するとしていて、大統領みずから事態の収拾にあたるとみられます。

フランスの現地当局によりますと次第に状況は落ち着いてきているということですが、国際空港を再開するかどうかは、5月23日の時点で現地の状況を踏まえて判断するとしています。

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