アジアの政治・経済について討議する日経フォーラム第29回「アジアの未来」が23日午前、都内で開幕する。24日までの2日間で、マレーシアのアンワル首相やタイのセター首相などおよそ40人の政府首脳や閣僚、有識者、企業経営者が登壇する。「揺れる世界とアジアのリーダーシップ」をテーマに演説やパネル討論をする。
ロシアによるウクライナ侵略や中東危機で世界は混迷の度合いを深めている。今年は11月の米大統領選をはじめ、6月に開票するインド総選挙など世界各地で重要な選挙が相次ぐ「選挙イヤー」でもある。米中対立、気候変動、民主主義のあり方といった問題に、世界の経済成長の中心を担うアジアがどう向き合うかを各国・地域のリーダーが議論する。
23日はアンワル氏のほか、ベトナムのレ・ミン・カイ副首相、カンボジアのスン・チャントル副首相らが登壇。24日にはセター氏のほか、マレーシアのマハティール元首相やシンガポールのガン・キムヨン副首相らが講演する。
登壇者らを集めて23日夜に開く晩さん会では、岸田文雄首相が演説する。
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