韓国銀行は24年の成長率を上方修正した

【ソウル=甲原潤之介】韓国銀行(中央銀行)は23日、2024年の国内総生産(GDP)の実質成長率を2.1%から2.5%に上方修正すると発表した。半導体の輸出が回復傾向に入り、物価の高騰も落ち着きをみせると予測した。

政策金利は年3.50%に据え置いた。21年以降、段階的に0.50%から3.50%まで上げ、インフレを防ぐための金融引き締めを維持している。

24年1〜3月の実質GDPは前期比1.3%増で、成長率が市場予測を上回った。民間消費の拡大がみられ、年間の見通しを修正したとみられる。

韓国の年間GDP成長率は21年に半導体の需要増に伴い4.3%を記録した後、22年は2.6%、23年は1.4%と鈍化している。

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