【北京共同】中国は15日、習近平指導部が定める「国家安全教育日」を迎えた。国家安全をあらゆる分野で重視する「総体的国家安全観」を習国家主席が提唱して10年の節目。北京のほか香港で関連行事が行われ、政府高官らは習氏の指示に従い国家安全を断固として死守する姿勢を鮮明にした。当局はスパイ摘発に向け積極的な通報を国民に奨励。社会の統制や外国人への締め付けが強まるのは必至だ。  国家安全教育日は2014年4月15日に習氏が中央国家安全委員会第1回会議を主宰し、政治や軍事だけでなく経済や科学、文化を含む幅広い分野で「安全」を守るとする総体的国家安全観を提唱したことを記念する。


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