日韓財界の基金の事業で実施した日韓両国のスタートアップの連携を強化するフォーラム(4月、東京都千代田区の経団連会館)

経団連は日韓両国の人材交流を促進するための「未来パートナーシップ基金」の規模を拡大する。同基金は2023年3月に経団連と韓国経済人協会(旧全国経済人連合会)がそれぞれ創設すると合意し、当初は各1億円規模を想定していた。

経団連は基金への拠出金額を増やして、日韓両国の関係改善をより強固にする必要があると判断。24日に発表した。これまでは共同事業として24年1月に韓国の高校教諭50人を日本に招き、同4月には都内で韓国のスタートアップ10社を招待したイベントを催した。

日中韓3カ国は27日にソウルで首脳会談を開く。経団連も同日にソウルで3カ国の財界が共催する日中韓ビジネス・サミットを開き、十倉雅和会長らが出席する。中国を含めた東アジア地域での経済協力策も探る。

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