イスラエル軍は26日も、ガザ地区各地で軍事作戦を続けています。

このうち、ICJ=国際司法裁判所がイスラエルに対して攻撃を直ちに停止するよう暫定的な措置を命じた南部ラファでは、「イスラエル軍に攻撃を試みた戦闘員を殺害した。この地域を捜索した結果、大量の銃器などが見つかった」として、攻撃の正当性を主張しています。

ガザ地区の保健当局は26日、イスラエル軍の攻撃で過去24時間で81人が死亡し、これまでの死者数は3万5984人にのぼっていると発表しました。

一方、行き詰まっている戦闘の休止や人質の解放をめぐる交渉について、アメリカのCNNテレビはエジプト当局者の話として、首都カイロで28日に再開される見通しだと伝えました。

こうした中ハマスは26日、テルアビブに向けてロケット弾による攻撃を仕掛けたと発表しました。

イスラエルのメディアによりますとテルアビブへの攻撃は4か月ぶりで、シェルターへ向かう際に女性2人が転倒して軽いけがをしたということです。

交渉をめぐっては、双方の立場の隔たりは依然として大きく、先行きは依然として不透明です。

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