【カイロ=共同】サウジアラビアの国営通信は28日、肺炎治療を受けていたサルマン国王(88)が同日、オンライン形式で閣議を主宰したと伝えた。国王の詳しい体調には触れなかったが、快方に向かっているとみられる。
国王は閣議の冒頭、サウジ国民らが体調を気遣ってくれたことに謝意を示した。
国王には体調不良説があり、息子のムハンマド皇太子が事実上の最高権力者として国政を取り仕切っている。19日の健康診断で肺炎と診断され、ムハンマド氏は国王の体調不良を理由に20日からの訪日予定を延期した。
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