【北京共同】中国政府は31日、台湾が行っている中国からの輸入規制への対抗措置として、潤滑油基油など134品目について、6月15日から関税引き下げ措置を停止すると発表した。中国は台湾で20日に就任した民主進歩党(民進党)の頼清徳総統を独立派と見なして非難しており、軍事や経済を含むあらゆる手段で圧力を強化する構え。  中台が貿易自由化のため2010年に結んだ経済協力枠組み協定(ECFA)の規定に違反すると認定した。  中国政府は昨年12月、化学物質など12品目について関税引き下げ措置停止を発表。台湾側がこれに対し「有効な措置」を取らなかったとして、今回の追加措置を発表した。


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