アメリカのトランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、陪審員は30日、トランプ氏に有罪の評決を下した。

ニューヨークから、FNNニューヨーク支局・村上真理子記者が中継でお伝えする。

トランプタワーの前には、支持者や反対派が多く集まっていた。
トランプ氏は、日本時間6月1日午前0時にトランプタワーで会見することを発表した。

この裁判は、トランプ前大統領が元ポルノ女優に支払った口止め料を不正に処理した罪に問われているもので、ニューヨーク地裁の陪審員は、全員が一致して有罪の評決を下した。

アメリカ大統領経験者に、有罪評決が出るのは初めて。

アメリカ・トランプ前大統領「これは不正な恥ずべき裁判だ。本当の評決は11月の大統領選後に国民によって決められる」

反トランプ派「彼は有罪だ、正しい評決が出た。彼は永遠に逃げることはできない」

量刑については7月11日に言い渡される予定だが、初犯や高齢であることから、実刑の可能性は低いとアメリカメディアは伝えている。

しかし、行動制限を受ける可能性があり、また、今回の有罪評決で支持者のトランプ離れも予想されることから、大統領選挙に向けて大きな打撃となりそう。

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