木原防衛相は1日午前、訪問先のシンガポールで中国の董軍国防相と初めて会談した。
会談は、日本時間の午前11時前から始まった。
木原防衛相「日中間には尖閣諸島を含む東シナ海情勢や、わが国周辺海空域における中国側の軍事活動の活発化と、安全保障上、多くの懸念が存在している」
木原防衛相は冒頭、東シナ海などでの中国軍の軍事活動への懸念を伝えたうえで、「懸念があるからこそ、率直な議論を重ねる努力が必要だ」と述べた。
一方、董国防相は、建設的・安定的な両国関係の構築が重要だと強調した。
2人が会談するのは初めてで、会談では偶発的な衝突を防ぐためのホットラインの活用や、台湾情勢や南シナ海問題についても意見交換しているとみられる。
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