この催しは、石川県の魅力を紹介し、能登半島地震の被災地の支援につなげようと、石川県上海事務所が、北京にある日本大使館で開いたもので、100人を超える中国の人たちが訪れました。
催しでは、石川県内にある「輪島塗」の工房とオンラインで結び、店主の大藤良介さんが「道具が地震の被害を受け、漆器を作るのが難しくなり、職人も激減しました」と説明しました。
大藤さんは「どのような支援ができますか」という会場からの質問に対し、「石川県に来てください」と答え、一斉に拍手が起きていました。
また会場では、石川県の日本酒のほか、郷土料理の「ぶり大根」、それに、うずらの卵やウインナーなどを串揚げにした輪島名物の「かかし」がふるまわれ、訪れた人たちが味わっていました。
参加した人たちは「石川県の皆さん、頑張ってください」とか、「家に帰ったらビザの申請をして、すぐにでも行きたいです」と話していました。
石川県上海事務所の湊理央さんは「中国の皆さんに来てもらえれば励みになるし、復興の支えにもなる。催しがそのきっかけになってほしい」と話していました。
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